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人間的な要領のよさが試される

大学受験勉強をやったことが実社会で役に立つことといえば、時間の使い方の割り切りとか損得勘定とかがほかの人よりうまくなることを第一にあげたい。ボクらの時代なら東大生を見ていても遊び方のうまい奴が多い。月にどのくらいお金がいるので、どれだけバイトをやって、どれを遊び時間にあてて、勉強はいつやって……という具合である。よくよく考えてみると、大学受験勉強のぬり絵を完成させようとすれば、時間のレイアウトもうまくなるわけだし、九十分なり二時間の入学試験でのペース配分そのものが時間のレイアウトなわけだから、時間の使い方がうまくなるのは当然なのだ。入学試験では、先天的な才能より、自分のできない問題をさっさと捨てて、できる問題は迅速かつ正確にやる、というようなことに負う部分が大きい。要するに、人間的な要領のよさが試されるのだ。

よく考えて行動しよう

子どもが予備校に対して不満をいったり、行きたがらなくなった場合はどのようにしてよいか迷う家庭が多いのではないでしょうか。ただいいなりになって、黙って予備校をやめさせるのはいちばん損な方法ですから、よく考えて行動してください。子どもが行きたがらないという理由だけでやめていては、たとえ予備校を転々としても得られるものはあまりありません。なぜ行きたくなくなったのかをよく聞き、結論を出す前に必ず予備校の責任者にそのことを率直に話し、相談することです。単なるわがままなのか、予備校の教見方に問題があるのか、予備校の講師に責任があるのか、などをよく調べてみる必要があります。まず子どもの言い分をよく聞いてやってください。勉強がいやで予備校に行くのがいやになる場合でも、いろいろな理由をいうものです。ストレートに勉強がいやだからとは、ほとんどの子どもはいいません。

春期講習、夏期講習、冬期講習について

普通、学習個別指導塾には春期講習、夏期講習、冬期講習がありますが、これらの効果的な利用法を述べてみましょう。夏休み、春休みなどの長期間の休みは、小・中学生にとって今までやりたかったことを思いっきり手足を伸ばして実行できる期間で、彼らは思いっきりのさまざまな計画を立てていることと思われます。しかしここでは、これらの長期間の休みの過ごし方を、学習面を中心に考えてみたいと思います。遅れぎみの場合、長期休暇は復習するチャンスです。クラブ活動、旅行、映画、野球、ファミコン……など、さまざまな楽しいことが待っているのが夏休みなどの長期休暇です。しかし、ちょっと学習面からこれらの休みを眺めてみると、この期間は苦手科目を克服したり、自分の得意な科目をつくる絶好のチャンスなのです。遅れぎみの子の場合は、個別指導塾に行っているならば講習をいかに利用するかで、新学期の勉強が楽しくなるか、それとも苦痛になるかが決まります。

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